海外FX業者を代表格であるXMを例にメリットデメリットを紹介し行こうと思います。
メリット①XMは大事な資金を守ってくれるし、安全性が高い
XMは196か国でFXサービスを展開している最大規模の会社です。
XMの資本金は400億円
DMM.com証券は98億円
GMOクリック証券は43億円
簡単な比較をしてみました。XMは大企業でした。
日本国内の企業だと、セブンアンドアイの資本金が500億円です。
ということは、よっぽどのことが起きない限り、会社がつぶれるということはなく、預けたお金が無くなるということも起こりにくいと言えます。
大企業なので倒産はしにくいですが、万が一もあります。日本のFX業者はこの万が一に備えて、「信託保全」というもので投資家の資産を守ってくれています。つまり、日本のFX業者は倒産したとしても、投資家の預けたお金はちゃんと返金するという感じですね。
XMは欧州の優良銀行で「分別管理」 されています。どういうことかというと、預けた資金はXMという企業で管理せず、欧州の優良銀行が管理するので、倒産したとしても資金は全額保証してくれるそうです。
直接問い合わせて、優良銀行ってどこですかと質問したんですが、教えてくれませんでした。
色々書きましたが、倒産したときに資金がなくなってしまうのでは?と思い、不安である場合は、直接サポートに連絡してみてください。日本人スタッフのかたが丁寧に教えてくれます。
メリット②ゼロカットシステムを採用
どういうものか、説明する前にこちらをご覧ください。(気分が悪くなる可能性があるので、スイスフランショックを知っていたら見ないでください)
20分間で、3800pips暴落という、こんな大規模な下落はめったに起こりませんが、これで大損した人がかなりいたのも事実です。いや、損どころか追証により借金になった人もいます。(国内追証発生件数:1,229件、追証発生額:33億8800万円)
この時、国内業者のサーバーはストップし、決済ボタンも押せないような状況でした。
そんな時に、味方になってくれるのがXMのゼロカットシステムです。
口座資金以上の損失は出さない、つまり、残高がマイナスになるなんてことは起こらないということです。当時のXMは全ての口座のマイナスをリセットしてくれました。
よくよく考えれば、残高0になるのも考え物ですが、借金を負うよりましという感じですね。これも滅多にないこととはいえ、備えておきたいことの一つかと思います。
国内、海外問わず、資金管理は大事です。なので、定期的に資金を引き出す資金管理方法を覚えておくのも一つの手かと思います。
メリット③最大レバレッジ888倍
これはメリットでもあり、デメリットでもあるかなと。
国内業者だとレバレッジ25倍なので証拠金の関係上、ある程度の資金力が必要です。
しかし、XMやゲムフォレックスなどの海外FX業者はレバレッジ大きいので証拠金をあまり気にすることなくトレードできてしまいます。
XMはハイレバトレードもできるが自由度が高すぎるのでギャンブルになりやすい。なので、より一層徹底した資金管理能力が求められる。というイメージです。
メリット④XMは審査がない
これもメリットと言っていいのかわかりませんが、国内業者のような「審査が通らないと口座が開設できない」ということがありません。
本人証明と住所証明ができれ開設可能です。
なぜこんな緩いのか、あくまで個人的な意見ですが、口座開設者に借金の支払い能力を求めていなからだと思います。
国内業者は、ゼロカットシステムを採用していません。万が一、またスイスフランショックみたいなことがあった場合、フリーターなどの安定した収入源がない人だと追証の借金を返済してくれない可能性があります。
それでは困るので、国内業者は、審査をしているのではないかと。
XMは、突然口座残高がマイナスになるようなことがあっても、ゼロカットシステムにより口座開設者にマイナス分を要求することはありません。
そのため、「借金の支払い能力があるかどうかの審査は必要ない」、ということになっているんだと思います。
簡単に開設できますが、自分の資金を一番減らす可能性があるのはやっぱり自分自身です。資金管理が大事です。FXで一番危険なのは、業者よりも自分です。
メリット⑤リスクを最小限にしてリアルのFXトレードに挑戦できる
現在、キャンペーンで口座開設者の方に3000円のボーナスが支払われます。
なので3000円分ならリスクゼロでリアルトレードを経験できます。
ただ、口座開設をしたら3000円もらえますが、その3000円を出金することはできません。あくまで、トレードに利用するための資金です。
ちょっとわかりにくいと思いますが、ゲームセンターのメダルゲームを想像してください。このボーナス3000円というのは、メダルのようなものです。(XM内ではクレジットと呼ばれています。)
ゲームセンターのメダルゲームは、メダルを使ってメダルを増やすゲームです。
このボーナスは、3000円分のメダル(クレジット)だと思ってください。
そして、このボーナスを使ってトレードをすると、メダルが増えるのではなく、お金が増えるわけですね。この増えた分のお金は出金することができます。
入金すればさらに入金ボーナスがもらえる
口座開設ボーナス3000円とは別に、入金した場合さらにボーナスがもらえます。
例えば5万円(約500ドル)入金すると、ボーナスとして5万円もらえます。このボーナスも先ほども例で挙げたゲームセンターのメダル的なものですね。
つまり、口座を開設して5万の入金すると+5万3000円分のメダル(クレジット)がもらえるイメージです。長くなりそうなのでこれはまた別記事にでも書こうと思います。
詳しく知りたい方はこちらも参考にしてください。
XMのメリットのまとめ
- XM自体の倒産する可能性が低い
- 分別管理で口座預金を管理、全額保証
- ゼロカットシステムを採用、追証(借金)を背負うリスクなし。
- レバレッジ888倍なので資金管理の幅が広がる。
- XMには審査がないので簡単に口座開設できる
- 口座開設ボーナスなどの各種ボーナスを使って資金を増やしてからトレードを始められる
デメリット①スプレットが広い
国内業者と比べるとスプレッドが広いです。
USDJPY 1.6pips
EURJPY 2.6pips
GBPJPY 3.5pips
AUDJPY 3.0pips
EURUSD 1.6pips
GBP/USD 2.3pips
という感じです。さらに、スリッページすることがあります。
大きく動くときにブレイク狙いの逆指値を入れておくと大きく滑ることがあります。指値はそこまでではないですが、大きな指標がある場合などは取引注文を取り消したほうがいいです。
スリッページやスプレッドの広さがデメリットなのは言うまでもないので、それを踏まえて、 ボーナスプログラムで1ロット取引するとポイントがもらえてそれを換金できるサービスや888倍のレバレッジなど、いろいろ加味したうえで口座を作るかどうかを判断してもいいと思います。
デメリット②90日間トレードや入出金がないと口座が休眠、または凍結する
90日間、約三か月くらい放置すると休眠や凍結の状態になります。
ただ、もう利用しないからいいやって感じで、口座に残高が残っていると徐々に減っていくので注意です。
口座に残高がある状態で90日間放置した場合は休眠口座になる
休眠口座になると以下のことが起こります。
- ボーナス(クレジット)やXMポイント(トレードするたびにもらえるポイント)の消滅
- 毎月、口座維持費として5ドル(約500円)引かれる
休眠口座を復活させる方法
- MT4かMT5でログインし、トレードを再開する
- 休眠口座に追加入金する
口座残高がない状態で90日間放置した場合、凍結口座となり復活できない
こちらは保有していたボーナスの消滅はもちろん、MT4やMT5にログインできなくなります。そして、凍結された場合は復活できません。
新しく口座を開設する必要があります。
もし口座を開設したら3か月に一回は少額でもいいのでトレードしましょう。
デメリット③XMから日本国内銀行への出金手数料が高いし、出金ルールが複雑
一番面倒なのがこの出金です。マネーロンダリング(不正に手に入れたお金を正当に手に入れたお金に見せかけること)を警戒してのことなのですが、クレジットカードだと入金したお金と同額の金額しか出金できないとか、入金した銀行と同じ銀行にしか出金できないとか、送金手数料が高いとか、いろいろあります。
出金に関してはこちらの記事で解説したので詳しくはこちらを参考にしてください。
XMのデメリットのまとめ
- スプレッドが国内業者よりも広い(スリッページもある)
- 90日間放置すると口座が休眠また凍結される
- 出金に関するルールが複雑で、日本国内の銀行への送金手数料が高い
メリット、デメリットはまだまだいろいろあると思いますが、興味があるなら情報を集めるよりもまずは自分の目で確かめるというのもありかなと思います。
もし、海外FXに挑戦しようと思うならXMは比較的簡単に始められるのでおすすめです。あと始めるならスタンダード口座でMT4がおすすめです。
口座開設参考動画
XMの口座開設はこちらから。開設にかかる時間は約2分~3分です
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