ATR Volitility (4 Color)は相場のボラティリティを教えてくれるインジケーターです。損切幅や利益確定の目安を決める際にも役に立ちます。
- ATR Volitility (4 Color)のパラメーター
- ATRを3倍にしてどのくらい動く相場なのかを把握する
- パラメーターの設定と表示のされ方
- サブチャートに引かれている横線の意味と設定
- ダウンロードはこちらから
ATR Volitility (4 Color)のパラメーター
サムネのパラメーターです。デフォルトとは異なります。
ATRを3倍にしてどのくらい動く相場なのかを把握する
よく言われているのがATRの3倍が損切の目安になると言われています。
私も「ATRの期間を20に設定してその3倍の値」を参考にトレードをしているのですがATR3倍の値を表示してくれるインジケーターはけっこう少ないです。
今回のインジケーターはATR3倍に設定するとその値を右下のサブチャートにドン!と大きく表示してくれます。
この数字の意味するところを説明しておくと、今のボラティリティなら上下に46.67pipsくらいは動く可能性があるということになります。
特に今の相場は世界情勢の影響でボラティリティが高い状況ですので気を付ける意味を含めて表示しておいて損はないインジケーターだと思っています。
ちなみに長らく相場を見てきた私からするとユーロ円で東京相場の時間に15分足で46.67という値はかなり異常です。
数年前なら東京時間はだいたい15~20pipsくらいの値でした。
パラメーターの設定と表示のされ方
まず、ATRの期間や何倍にするかどうかを設定するには「Voltilty Period」と「ATR Multiplier」の値を変更します。
もしATRの2倍の値を参考にトレードされている場合は「ATR Multiplier」の値を2.0に変更するという感じです。
また、右下に表示される数字の大きさは「Label Size」という項目で変更することができます。
サブチャートに引かれている横線の意味と設定
サブチャートには横に点線が引かれていて右に小さく数字が出ています。この数字の意味はpipsです。上のチャートは20pips、50pips、100pipsごとにラインが引かれています。このラインはパラメーターの「ATR Level」という項目で変更できます。
このインジケーターはエントリーには使えないですが相場のボラティリティを把握するうえでは視覚的にも把握しやすいインジケーターだと思います。
ダウンロードはこちらから
下のボタンをクリックするとダウンロードが始まります。